胡蝶蘭(こちょうらん)の基礎知識
英名:Phalaenopsis orchid(ファレノプシス オーキッド)
名前の由来:蝶が舞っているように見えることから「胡蝶蘭」という名前が付いています
特徴:もともと熱帯性の植物で、寒さに弱いです
花言葉:「幸福が飛んでくる」「あなたを愛します」
胡蝶蘭の管理法
置き場所・花の日持ち
室内の明るい場所がベストですが日陰でも比較的日持ちします。直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に置いて下さい。冬場は出来るだけ暖かいところで管理(10℃以上)。日持ちは置く環境や品種により大きく異なりますが、1カ月~2カ月が目安です。胡蝶蘭は後ろから前へ順番に咲いてきますので、後方から花が終わってきます。しおれた輪はつまんで下さい。
ラッピングの取り外し
贈り物の場合、鉢がラッピングされていることが多いですね(写真左)。綺麗で豪華に見えるため、出来ればラッピングのまま飾りたいですよね。確かにすぐに外してしまうのはもったいない・・・。ですが、お花のことを第一に考えると、ラッピングされたままだとどうしても株元が蒸れてカビやすくなるため、出来るだけ早い段階で外していただくのがベストです(写真右)。全部外すと寂しいと感じる場合は、改めてリボンだけ鉢の周りにぐるりと巻いてもらうとちょっと華やかになります♪
水遣り
ベージュ色の水ゴケがカラカラに乾いたときに(水ゴケを触るとカサカサと音がするころに)たっぷりと遣る。目安は1週間前後に1回です。遣る時は、受け皿に溜まるくらいしっかりと遣り、その後受け皿に溜まった水は捨てて下さい。頻繁に遣りすぎると根腐れを起こします、ご注意下さい。
胡蝶蘭は1本につき1ポットに植わっています。(3本立てなら3ポット)
それぞれの株元にしっかりと遣って下さい(1か所にやるだけだと、各株元に水が行き渡りません)。お水の量は1ポットにつき150ccが目安です。ラッピングされたまま水を遣る場合は、ラッピングペーパーやその内側のセロハンを外側に引っ張り、株元にちゃんと水がかかるようにして下さい↓。
花が終わった後の育て方
胡蝶蘭は、後ろから前へ順番に咲いてきます。そのため後方のお花から順に枯れはじめます。しぼんだお花はカットして下さい。最終的にお花が全て枯れると写真左のようになります。胡蝶蘭はもう一度ご自身で咲かせることが難しいですが、せっかくの豪華なお花ですので是非チャレンジしてみて下さい!
胡蝶蘭は1本ずつにワイヤーが添えられていますので、まずそのワイヤーを外します。茎とワイヤーとつなげているテープをカッターナイフで切って下さい(写真右 ケガしないよう要注意です)。ワイヤーと茎が離れたら、ワイヤーをそっと引き抜いて下さい。
茎をよく見ると、節があります。写真左の2節目の少し上あたりでカットして下さい(写真右)。しばらくお世話すると節から脇芽が出てきてつぼみがつく可能性があります。
置き場所や水遣りは上記と同様です。
胡蝶蘭をご自身で咲かせたお客様がよくおっしゃることが、「冬場に出窓などとても暖かくて明るい場所に置いていたら咲いた!」と。(夏場は直射日光が当たらない場所に置いて下さいね) 胡蝶蘭は購入した時やもらった時のようにたくさんの花を咲かせることはほぼ不可能です。1.2輪咲けばラッキー!数輪咲けば大成功!!ですので、皆さまも是非育ててみて下さいね☆
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